【5月のビーナスライン】新緑と残雪が織りなす、春から初夏への絶景ドライブ
長野県を代表する高原ドライブコース「ビーナスライン」。標高1,400〜2,000メートルの高地を走るこのルートは、
四季折々の風景が楽しめることで人気ですが、特におすすめなのが5月。
冬の名残と春の息吹が同時に感じられる、年に一度の特別な季節です。
■春と初夏のはざまを走る贅沢
5月のビーナスラインでは、標高の低い場所から順に新緑が芽吹き始め、山肌にはまだところどころ残雪が。
澄み切った青空と白い山々、そして淡い緑の大地が織りなす景色は、まるで一枚の絵画のようです。
特に晴れた日の午前中は、空気が澄みわたり、遠くの北アルプスや八ヶ岳連峰、
条件が良ければ富士山まで見渡せることもあります。カメラを持っての撮影ドライブにも最適です。
■立ち寄りスポットも豊富
ビーナスライン沿いには、見どころが点在しています。
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霧ヶ峰高原
開放感あふれる草原が広がり、初夏にかけてはニッコウキスゲが咲き始めます。展望台や遊歩道も整備され、軽いハイキングにもぴったり。 -
美ヶ原高原
標高2,000m級の高原地帯で、美術館や牧場、広大な山頂のパノラマビューが魅力。5月下旬になると山桜が見られることも。 -
白樺湖周辺
湖畔を歩くのもよし、ドライブの休憩にカフェや展望スポットに立ち寄るのもおすすめ。5月の湖畔は、雪解け水で水量も豊富で清涼感たっぷりです。
■服装・注意点
5月といえど、標高が高いビーナスラインは朝晩冷え込むことがあります。軽めのダウンやウインドブレーカーなど、
防寒対策は必須。また、天候が変わりやすいので、ドライブ前には天気予報のチェックを忘れずに。
■5月だけの風景に出会える、高原の絶景ロード
芽吹き始めた新緑、残る雪、澄んだ空と空気。5月のビーナスラインは、春と初夏の両方を一度に感じられる、
年に一度の特別な季節です。混雑も比較的少ないこの時期、自然の美しさを堪能するドライブにぜひ出かけてみてください。